未成年者に対する性加害問題に関わる標準ガバナンスコードの公表

2023年10月12日

日本取締役協会リスク・ガバナンス委員会(委員長 神林比洋雄、プロティビティLLC シニアマネージングディレクタ)は、企業が今後未成年者に対する性加害に加担しないための新たな標準コードを本日公表しました。
5つの基本原則を掲げ、未成年者の人権の尊重する企業の責任と確立すべき方針およびプロセスの明確化を求めます。また、負の影響を助長したことが明らかになる場合、その是正措置に協力し、たとえば通報対応システム等を確立して、救済の実施に協力すべきであるとしています。
本原則は9月21日に公表した「未成年者に対する性加害問題と、企業のコンプライアンス姿勢に関する緊急声明」に続き、人権コンプライアンスに関して、経営者を規律付けるコーポレートガバナンスの体制強化を強く呼びかけるために策定されました。

※コード英訳版(2023年10月18日公表)
※会長緊急声明(2023年9月21日公表)