コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー®2025 受賞企業発表

2026年1月 9日

日本取締役協会は、企業表彰コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2025の受賞企業/受賞者を決定しました。

今回11年目にあたる本表彰では、株式会社アシックスが、Grand Prize Companyとなりました。

本表彰は、コーポレートガバナンスを用いて、中長期的に健全な成長を遂げている企業を応援するため、2015年より開設されました。

後援 金融庁、経済産業省、法務省、東京都、東京証券取引所/日本取引所グループ
協力 日本IR協議会、日本公認会計士協会、Asia Corporate Governance Association

受賞企業

Grand Prize Company

株式会社アシックス

Winner Company

SWCC株式会社

株式会社ディスコ

特別賞・経済産業大臣賞

株式会社フジクラ

特別賞・東京都知事賞

中外製薬株式会社

特別功労賞

斉藤惇氏(株式会社KKRジャパン会長、元日本取引所グループ社長)

cgoy

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選定理由

入賞各社は、いずれもコーポレートガバナンスを意識した経営を行い、自社を改革しながら、中長期の健全な成長を実現している企業と評価しました。

審査委員長の翁百合氏(株式会社日本総合研究所 シニアフェロー)は、Grand Prize Companyに選出された株式会社アシックスについて、「ステークホルダー対話型ガバナンスとして範となるモデル。政策保有株式を全て売却して緊張感を持った取締役会運営を志向し、投資家との対話と情報開示に真摯に取り組んでいる。取締役会で重要課題を徹底議論してビジネスを継続的に変革、資本コストの低減を目指した経営を行いつつ、役職員の報酬体系にも有機的に連携させるなど、総合的に評価できる」と述べています。

Winner Companyに選出されたSWCC株式会社について、「まさにガバナンス・コード実装モデル。長谷川会長のリーダーシップにより、地道で理に適ったガバナンス改革により経営を改革してきたことが、持続的な業績改善に結びついている。経営者出身の社外取締役が、経営会議などにも参加して取締役会の実質的議論につなげているほか、ROIC経営を社内に継続的に展開、ポートフォリオの見直しも仕組みとして取り入れて実践してきている」とコメント。

同じくWinner Companyに選出された株式会社ディスコについては、「内部規律ガバナンス・モデルの好事例。RORA、売上高経常利益率、株価などを従業員の報酬にも結び付け、従業員のインセンティブ設計を工夫した革新的仕組みを導入して本業の卓越した稼ぐ力を持続的に実現している。社外取締役で構成される代表執行役評価委員会で社長の評価を毎年厳しく行い、業績が悪ければ解任もあり得る制度とし、ワークさせている。関家社長の経営姿勢、あくなきよりよい経営への独自の工夫が際立っている」と述べました。

このほか特別賞として、社長の後継者計画に関する優れた取組を行う企業には経済産業大臣賞が、ESGの観点で優れた取組を行う企業には東京都知事賞が、それぞれ贈られます。

また本年度はコーポレートガバナンスの推進に貢献あった個人への特別功労賞が、元日本取引所グループ社長の斉藤惇氏に贈呈されます。

なお選考には、「みさきの黄金比®」を指標として用いています。みさき投資株式会社 『働く株主®』をコンセプトとしたエンゲージメント投資を専門とする資産運用会社。2013年に設立され、現在企業年金・大学基金など国内外の投資家から資金を受託し、日本の優れた上場企業10数社に厳選した長期投資を行っています。

選定プロセス PDF

経済産業大臣賞実施要領PDF

経済産業省リリース