指名委員会等設置会社の制度改善に関する研究会を立ち上げました

2024年9月19日

開催趣旨
指名委員会等設置会社制度は、平成14年の商法改正により導入されて以来、実質的な改正が行われることなく20年以上が経過しています。
政府は2024年6月21日に公表した「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024年改訂版」において、"コーポレートガバナンス改革について、指名委員会等設置会社制度の運用実態の検証と改善検討を含め、継続して進める。"と表明しており、指名委員会等設置会社制度の改善検討に向けた動きが見られます。
このような状況を受け、当協会コーポレートガバナンス委員会(委員長:淡輪敏氏(三井化学株式会社 取締役会長)、副委員長:太田洋氏(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー 弁護士))では、指名委員会等設置会社制度の現状とその改善策についての検討を行うため、有識者による研究会を立ち上げることとなりました。
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本研究会は座長を淡輪敏氏にお願いして、法務省・金融庁・経済産業省 及び 東京証券取引所にオブザーブしていただきながら議論を進めて参ります。
各回の議事録は非公開とし、25年1月末には意見書をとりまとめて公開を予定しております。
当協会としての意見書の作成及び法改正を目指して、本研究会では活動を進めてまいります。

運営方法
2024年9月より2025年1月の間で、合計4回の会議(各120分)開催を予定。
本日9月19日に、第1回研究会を開催いたしました。

運営体制
事務局 一般社団法人日本取締役協会