「コーポレートガバナンス 変革の時」-Sankei biz記事から

2017/03/17

日本取締役協会会長・宮内義彦氏(オリックスシニアチェアマン)インタビュー
--昨年はコーポレートガバナンス元年といわれましたが、企業統治を巡る現状はどうでしょう

 「ルールができ、実際の運用は始まったものの、まだまだ初期の段階だと言わざるを得ません。現状は、多くの企業で初期の形を整えているところでしょう。そもそも、コーポレートガバナンスの仕組みは何のためにあるのか。この仕組みを使って何を目指していくのか。そういったことにまで、思いがいたっていないように思います」

ガバナンス表彰

--今後、より実りあるものにするためには、何が必要でしょうか

 「やはり、誰かがイニシアチブをとっていかなくてはいけない。その役割を担うのも経営者と社外取締役だと思います。特に、経営者にそうした意識がないと、こういうものは進まないのではないでしょうか」

 「いまの日本の経営者は、取り巻く経済状態を考えると守りに強い人が多い。これでは、ニンジンをぶら下げても動かないでしょう。ではどうするか。交代するときに、ぜひとも次は攻める人にしてほしい、ということになります。その動きを、社外取締役がリードしていけたらいいのではないでしょうか。積極的に攻めていく経営者が求められています。いいかえれば、イノベーションを起こせる経営者を探すべきです。幸い、ガバナンスは磨き上げたブレーキを搭載しており、暴走してもしっかり止まりますから(笑)」

フジサンケイビジネスアイ 2017年3月17日号 編集タイアップ
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